退屈な夜にボマイェ

趣味(主にプロレス、たまに野球、ゲーム、漫画等)適当に書きなぐっていく所存です。

G1クライマックス2015後楽園大会8/9観戦記

すっかり久しぶりの更新になってしまいました。私事ですが仕事中に熱中症で倒れてしまいまい。その穴埋めに忙しく……仕事が一段落し、G1の方もなんとかここまでの日程を消化できましたので観戦記の方復活させたいと思います。本当はバトルグラウンドやドラゲーについても色々書きたいのですが。


第5試合30分1本勝負
G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
× マイケル・エルガン
(4勝3敗=8点)
VS
“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン ○
(5勝2敗=10点)
[12分56秒]
ガンスタン→片エビ固め

負けられない二敗の選手同士、しかも解説の矢野曰くヒゲハゲ対決。初参戦ながら既に日本のファンの心を掴んだエルガン選手が改めて後楽園で多彩な持ち技の数々を披露します。アンダーソンも要所で介入に助けられながらも技を受け切り、最後は必殺のガンスタン!アンダーソンの高い技量が光りながらもエルガンの持ち味も引き出しきった好試合。個人的には本日のベストバウトです。

第6試合30分1本勝負
G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
× 小島 聡
(2勝5敗=4点)
VS
永田 裕志 ○
(2勝5敗=4点)
[10分50秒]

ここまで勝ち星に恵まれていない第三世代の2人。その二人が久しぶりに躍動した相手が同じ第三世代であり潰し合いになってしまったのが非常に残念。特筆すべきは小島選手のコンディションの良さ。確かにメインやセミではあまり試合をしていないですが終盤にきても動きはキレキレです。永田、天山両選手と比較しても素晴らしいと思うのですが、その小島選手が1番冷遇されているような気も……他の2人の内藤、オカダのような照準を合わせた相手がいない小島選手……テーマ不在のまま終わってしまうのでしょうか……。

第7試合30分1本勝負
G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
(6勝1敗=12点)
VS
高橋 裕二郎 ×
(2勝5敗=4点)
[14分21秒]
レインメーカー→片エビ固め

今の新日本プロレスで私が理由はわからないけどイマイチ感情移入ができないのが裕二郎と後藤両選手なのですが外道さんが解説の中で力強さとズルさ、どちらをアピールしたいのか曖昧だと言っていたのがわかりやすく納得できました。ただそういう意味なら今日の試合は裕二郎の今G1のベストマッチでしょう。オカダを圧倒的な格上とした上でコーディと二人なりふり構わず立ち回っていました。生観戦した同じチャンピオンである後藤戦よりも良かったのはオカダの表現力の高さのおかげか、最後はピンポイントで介入した外道の助けもありオカダが見事な逆転勝利、矢野も言っていましたが悪い事している年期が違いました。非常にプロレスらしい良い試合。

第8試合30分1本勝負
G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
× 本間 朋晃
(0勝7敗=0点)
VS
中邑 真輔 ○
(5勝2敗=10点)
[11分50秒]
ボマイェ→片エビ固め

本間さんが出る時点で良い試合になるのはわかりきっていた事。相手が中邑選手なら厳しいというのもわかりきっていた事。わかっていた通りに本間さんが奮戦しながらも敗北……個人的には負傷した腕を攻める等の執念が見たかった気もしますが、中邑選手の腕はそれも許されないぐらい悪いのでしょうか……。


第9試合30分1本勝負
G1 CLIMAX 25」Bブロック公式戦
○ 後藤 洋央紀
(5勝2敗=10点)
VS
石井 智宏 ×
(4勝3敗=8点)
[17分11秒]
昇天・改→片エビ固め

アンダーソンに負けたエルガン選手が優勝戦線から脱落したようにメイン戦は勝ち星で並んだ日本人二人による優勝戦線生き残りをかけた大勝負。お互いにらしさ全開でゴツゴツした肉弾戦に!後藤選手はこの路線だけなら好きなんですが、小器用なのが逆に魅力を潰してしまっている気がします。石井選手が掟破りの牛殺しなどがありましたが試合は後藤選手の実力勝ち。後藤選手は残り全試合全勝でフィニッシュ出来そうですね。